武道家でドラマーの親、息子は和太鼓奏者。 親は息子がその道へ行くとは思っていなかった。そんなすれ違いは当たり前

僕は音楽が嫌いだった 一輝

幼稚園に行っていたかいなかった時か、大阪のとあるマンションの13階に住んでいた。

 

父は、たまに家にいた。

で、ドラムを叩いていた。

・・・なんかうるさい。

タオルや毛布をかけて防音対策をしていたと思うけど、それでもうるさかった。

 

小学校は田舎の小学校で、田舎だから住んでる場所も山奥。

ドラムももちろん置いてあり、お弟子さんたちと、ワイワイ言いながら父はドラムを叩いていた。

・・・うるさい。

 

クリスマスには、父やお弟子さん総出でパーティー。

みんなで歌を歌ったり、何か持って叩いたりしてどんちゃん騒ぎだったが、僕はハッキリ言って嫌いだった。

歌も嫌い、鳴らすのも嫌い。

どうやって合わせるのかとか分からない。

父やお弟子さんたちが大声でビートルズを歌っている。

もちろん当時は知らない。

普通に歌っても聞こえるのに、マイク持ってスピーカーから大音量で流す(笑)

・・・うるさい。

 

朝は、クラッシック音楽が流れていた。

こう言うと優雅だが、僕は全く関心なし。

 

とにかく、音楽が嫌いだった。

音符なんて分からない。

何が「ド」とか分からない。

リズムなんて、さっぱり。

 

ある日車の中で音楽が流れてきた。

父が「一輝、これ何拍子や?」って。

 

知るかーーーーーーーー!!

 

って言いたいけど怖いから「えーと、7?」と適当に答えたのを覚えている。

 

幼稚園の時、運動会で小太鼓を叩いた。

でも誰よりも覚えが悪く、誰よりも下手くそで、先生にいつも注意されていたのを鮮明に覚えている。

分からないから。

 

 

そんなこんなで、圧倒的に音楽が嫌いだった僕が、今は和太鼓で生きているというから、人生どこでどうなるか分からない。

 

うるさいと感じていた父のドラムは、和太鼓をやり始めてからその音の存在感を感じれるようになってきた。

 

その父に、挑みます!

 

 

 

 

■日時:4月12日(金)19:00開演

■会場:大丸心斎橋劇場

大阪市中央区心斎橋筋1-7-1 
大丸心斎橋店北館14階

地下鉄・御堂筋線「心斎橋駅」より地下道直結

■料金:全席自由・
開演1時間前から入場整理券を配布します

前売 6.000円 / 当日 7.000円
   
高校生以下 
前売 3.000円 / 当日 4.000円

※未就学児のお子様は保護者の膝の上に限り無料です。
(大人1人につき子供1人)

■チケット取り扱い■
販売は1月11日より開始
 
・チケットぴあ 0570-02-9999 Pコード 137370
 
・申し込みサイト
(カード決済・コンビニ・銀行振込対応)
 https://real71.thebase.in

・日野武道研究所専用チケットフォーム
 PC及びスマホ https://ssl.formman.com/t/wOJl/
 携帯 https://ssl.formman.com/t/i/wOJl/
 
・電話申し込み 050-7120-9353
(9:00〜21:00受付)
※不在の場合は留守電に伝言をお願いします。折り返しいたします。

【日野晃古希ドラムソロコンサート Real '71】
案内ページ https://hinobudo.wixsite.com/mysite
https://www.facebook.com/koki.drumsolo/
https://www.facebook.com/events/246656009340935/?ti=cl